歯科医院の内装や外装工事に必要な費用
目次
内装について
歯科医院を新規開業する場合、一般的な新規開業とは異なり、特殊な設備工事を行わなければなりません。
実は見落としていた費用などもありますので、開業するにあたり、それぞれにかかる費用を解説します。
給排水、医療配管工事
歯科診療ユニットへの給排水に使用する配管工事が必須となります。
床上げから始める事が多いこの配管工事は、電気設備工事をユニットそれぞれへ整える必要があります。
エアーやバキュームの設置と配管工事もしなければなりません。床下には給排水管のほかに、エアーの管、電気配線、LAN配線などが入ります。
X線防護工事
放射線が漏洩しないようにドアや壁面に特殊な防護材を使用するように指定されているため、他の部屋とは仕様が別になります。
レントゲン室には必ず放射線防護工事を施し、X線室鉛板貼を行わなければなりません。
空調、換気工事
医院内において欠かす事の出来ないものがエアコンや換気扇。
診療室内には業務用のエアコン、待合室やスタッフルーム、院長室などその部屋に応じて6畳から10畳のエアコンの設置を考える必要があります。
衛生器具工事
患者さん用の化粧室、スタッフ用の化粧室に加え、洗面化粧台水栓など。
清潔でおしゃれに見えるもの、手入れが少なくても済むものなど、様々なものがありますので、こちらもこだわれば費用は嵩みます。
電気工事
スイッチやコンセント、照明器具も必須費用です。
分電盤やコンセントの設置及びの配線工事が主な工事となり、目に見えない部分が多いため見落としがちですが、実はこれも決して安くはない費用です。
その他工事
ガス、電話、防災に加え、受付カウンターの設置、ブラインド、ロールスクリーンやテレビなど人によってはこだわりたい物も多数あります。
防災関連については火災が発生した時に消防署に信号を送る火災報知機と連動する感知器(煙感知器、熱感知器)は殆どの物件で必要となり、
また、所轄の消防署への届け出や検査費用も必要です。規模によって異なりますがスプリンクラーが必要な場合は費用が大幅に上がります。
外装について
歯科医院の印象を決める外装工事にも必要な工事が沢山あります。
屋根、窓サッシ、外壁
外壁の色やデザインはその医院のイメージを決めると言っても過言ではありません。
それに合わせ、屋根、窓サッシの取り付けが必要になります。
看板の設置、取り付け工事
看板の設置、取り付け工事も欠かせません。
取付には足場を組み、近隣の住民に迷惑がかからないようにする養生にも費用がかかります。
照明工事
外壁に必要な照明も間接照明や看板を浮かび上がらせる仕様など種類は様々あり、
こちらも看板同様に凝れば凝るほどに費用は膨らんでいきます。
まとめ
このように内装と外装工事を合わせると最低でもおおよそ1,500万円~2,000万円が必要となって来ます。
医療用のカーテンや室名札、スピーカーや看板など、工事に含まれていると考えていたものでも別途費用がかかる場合があるため、確認をしましょう。

