成功する歯科医院のポイント
せっかく開業したのに患者さんが来ない…と新規患者の獲得不足や次のリピートに繋がらないなど、失敗する前にしっかりと注意点を確認して開業を目指しましょう。
目次
①コンセプトがしっかりしている
コンセプトとは「全てがブレないような一貫した考え」を指し示します。
歯科医院としてのコンセプトはしっかりしていますか?ターゲットは子供?大人?スタッフの人数は?規模は?これが決まっていないと軸がブレていってしまいます。
どの業界でもそうですがいまやコンセプトは必須、歯科医院も例外ではないです。
まずは歯科医院としてのコンセプトをしっかり持ちましょう。
②立地条件の良い土地(立地)が確保できている
開業するといっても診療内容によって、ターゲットとなる患者さんが違います。ターゲットが異なれば、適地となる開業場所もおのずと変わってきます。
- 一般歯科:駅前や住宅地などの人が多く流れのある場所
- 小児歯科:住宅街や公園付近などの子どもが多い場所
- 予防歯科:駅前や住宅地などの人が多く流れがある場所
- 審美歯科:オフィス街や繁華街など若い女性の多い場所
上記のようにそれぞれで適した場所が異なります。これを踏まえて条件の良い土地を確保しましょう。
③計画的に店舗デザインを構成している
(来店動機の向上、経営効率、スタッフの働きやすさ)
実は近年、内装と同じようにインテリアにこだわった歯科医院に新規患者が集まりやすいとされています。
これは女性を中心とした新規患者がリピーター化することが考えられているのです。
受付や事務には女性が多いため、インテリアの質が高いとスタッフを募集する際もスムーズになります。
また、スタッフもゆったりとした気持ちで働けるため、患者さんへの対応も柔らかくなり、患者さんの定着率が上がる効果も期待できます。
④利益が生まれやすい治療
これはただ「保険診療で利益を多く出そう」という事ではありません。
利益は<保険診療報酬-仕入原価-経費=利益>となりますが、原価や経費を削減すると利益は上がりますが、長期的な視点で見ると長続きはしにくい形となります。
少し値段が高くても料理が美味しく接客態度がいいレストランへ行くように、まずは患者さんに選ばれやすい歯科医を目指す事がより近道の最優先とも考えられます。
⑤SNSに対応している
今や多くの人が日常的に利用しているツールですが、実はこれも戦略の一つに成り得るのです。
例えば歯科医院を探している方が近くの医院を検索した時、ホームページもSNSもしていない医院に行こう!となるでしょうか?診療時間や院内の様子が載っているホームページや、スタッフがSNSを定期的に更新しているような歯科医院があれば、行きやすいと感じますよね。認知度の上昇をはかるためにも、Twitterやインスタグラム、FacebookといったSNSの活用は今や必須とも言えます。
⑥ペルソナがはっきりしている
ペルソナとは架空の顧客像を指し示します。生活や人柄がイメージ出来るほど、詳細に具体的に設定をし、そのペルソナを顧客として考える事により、顧客視点に立つことが可能になります。
ペルソナを通じて顧客への理解を深め、必要なサービスを明確にし、それを医院全体で共有できるようにすると、顧客満足度の高いサービスの提供が可能になります。
⑦スタッフ同士の悪口禁止
スタッフ同士の仲が悪いと患者さんにもその雰囲気は自然と伝わってしまいます。
<雰囲気も悪く、最悪の歯科医院>と口コミで広がっては後のフォローが大変です。
また、休憩中に誰かをターゲットに悪口…なんて事はどこの職場でもありがちですが、
そうならないためにそれぞれのスタッフが何に不満を持っていて、何を求めているのかを確認しましょう。
昨今では、人事評価制度を取り入れている歯科医院も増えています。
技術面、患者さんへの接し方、スタッフ同士への接し方、新人スタッフへの教育など、ちゃんと見ていると伝える事でスタッフのモチベーションもアップします。
⑧院長の毛穴から怒りが滲み出ること禁止
忙しい時など、スタッフに当たったり、苛立ちを表に出す事はありませんか?
そんな事はしていない!と思っていても、案外態度や表情にイライラは出がちなもの。
イライラをスタッフにぶつけない、苛立ちをコントロールする事も病院のトップである院長として大切な事です。
怒りを滲み出させる事なく、感情コントロールを図りましょう。
⑨院長のスタッフへの命令口調禁止、スタッフからの瞬間のタメ口はOK
誰でも上から威圧的に命令されるのは嫌なもの。
ここではへりくだってお願いするのではなく、命令口調を辞める事をお勧めしています。
何かを伝えた後、「ありがとう」と一言添えるだけでも人は受け取り方が違って来ます。
また、スタッフからの突発的なタメ口は受け入れましょう。砕けた口調で話せることも大切な事です。
とは言え、継続的とならないよう、TPOを踏まえた瞬間的なタメ口のみOKです。
⑩折角努力してお医者さんになったのに『サービス業』とお考えください。
医療は今やサービス業と言われるようになっています。
これは一概にYESともNOとも言えませんが、医療のサービス業としての所以は「困っている人を助ける」という精神が主と考えられます。
そのため患者さんの奴隷となる必要はありませんが、医療のおもてなしを学び、良い接遇や対応が出来れば、
それは立派な医療サービス業としての役割になるのではないでしょうか。
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